パリについて少し。
パリの思い出を少し。
旅行に行く前に無性に行きたくなくなるのはよくある話ですが、
フランスは今までの旅行の中でもダントツにその思いが強くなった国で、
ホテルに着いたのに外に出るのが嫌すぎてベッドの上からしばらく動けないほどでした。
私の気分と同じで天気も悪く、なんのために来たのかわからないような状態だったと思います。
いつも旅行に行く前は自分の気を引き締める意味でもトラブルについては下調べをします。
私にとってパリは初めてのヨーロッパ旅行の地。
それまでアジアしか行ったことがなく、
よりによって出発前日にヨーロッパの治安の悪さはアジアとは比べものにならない、
とネットの記事に書かれてあったのを見て不安になったのです。
私は自他共に認める無用心な性格のため、財布やパスポートを取られたりする可能性があり、
そのせいで帰れなくなって会社の人たちに迷惑がかかるのが嫌でした。
ホテル内ですら被害に遭うというのを見たり…。
それを考え始めると止まらなくなってしまいました。
そんな中でとりあえず動こう!と、まず最初に行ったのはモンマルトルでした。
サクレクール寺院を見てみたかったのです。
そのチョイスは本当に正解で、丘から見える景色は私の不安を払拭してくれました。
開放感に包まれるような見晴らしのいい景色。
来てよかった!
まだ一箇所目なのにそう思いました。
そんな風に思ったのは竹富島の西桟橋以来。。
まだパリの思い出はありますが、
今日はここまで。