お見舞い
会えて嬉しかった。
笑顔も見れて幸せだった。
伸びた髪がショックだった。
いつも綺麗にしている人だったから。
人として辛いことをされて、それが辛いことだということにも気づかずにありがとうございます、といってるのを見て辛かった。
かわいそうだった。
不安で退屈な毎日。
突きつけられた老いと、目の前をちらつく死。
それを意識せずにどうやって生きられるのか。
きっとそれは考えれば考えるほど体を蝕んでしまう。
わからなくなることは、幸せなのかな?
それとも辛いことなのかな。
未来の自分の姿を重ねました。
頭の中でどんな風に考えて、それを体がどう受け止めるのかはその時にならないと分からない。
ただ言えるのは、笑顔の多い毎日を過ごしていたい。
笑顔をもらえる毎日にしたい。
後悔しないようにできる限りそばにいて、
心からの笑顔を見せてもらえるようにしたい。
私にそれができるのであれば。