ピース オブ ケイク
公開前から楽しみにしていた作品。
気づいたら一年も経っている…。
ふと思いつき見てみました。
大きいネタバレはないと思われます。
楽しめる程度。
【あらすじ】
【感想】
植物図鑑もそうだけど、
これ、絶対好き!って見る前からわかる作品てある。
それはあらすじや設定を読んだ時に感じるんだけど、
まったくもってその直感の通りだった。
受け身型の優男というのがまずタイプで。
でもそういう人って流されやすい反面実は頑固なとこあったりして。
そんな私のドストライクを地でいく京志郎。
そして志乃の恋愛に関して思慮が浅いというところに痛〜いほど共感を覚える。
その後自分がどれだけ男に頼り切りの人生だったか気づくところまでうーん、あるある。
共感ポイント他にもたくさん。
志乃が初めて京志郎をみた時の「風が吹いた」ってやつもめっちゃわかるし。
一目惚れするときって私はドキッと大きな鼓動があってその後血の気が引く感じがするんだけど、
多分そういう感覚だよね。
表現は違えど。
あとは二人で過ごす時間の流れ方と昔の自分を重ねたり。。
全体的に好きです。
ラスト。
ラストを除いては。
最後のセリフ?というか演出?が嫌なのです。
少女漫画にありがちな。
これで☆1つ減るくらい(´;ω;`)
そのほか印象に残ったのは、魂を叫ぶような歌を歌う人が劇団の演出家として出てきたこと。
この作品を見るであろう層とその曲はマッチしないなぁと思ったんだけど、
監督が田口トモロヲさん…。
なるほど。
この世代はこういう音楽好きな人が多そう。
(ひょっとして原作者の趣味かもしれないけど)
峯田和伸さん。
調べてみたらゴイステ→銀杏BOYZの方らしい。
なるほど。(2回目)
旬の人なのに出番少なくて、桃李くんは自称ノンケのオカマだったんだけど、そうである必要が全くなかったというか。
ふつうこういう2人のような存在がいたら、主人公の心に響くような一言でもいいそうなんだけど、
そういう場面もあまりなく。
まあ群像劇にしてしまうと主役のふたりをじっくり描けないから仕方ないのだろうけど。。
もったいない気がした。
(まあ雰囲気が落ち着きすぎてたしかにメンヘラには見えないけど)
ヒロイン多部ちゃんは体当たり場面にまだ違和感があるけれども(童顔のせいかしら?緩そうには見えない…そしてコトのシーンはもっとかわいく撮ってほしかった)それ以外は一生懸命生きててかわいかった。
いろいろそういうのはあったけど、本筋の話は思った通り、相性のいい作品だった。
★3.5
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わたしの好きな自己犠牲型男子が出る作品
(似たタイプ好きな人どうぞ)
↓
植物図鑑のがんちゃん。
100万円と苦虫女の森山未來くん。
他にも多分あったけど思い出せない…。。