獣になれない私たち
獣になれない私たち。
最終話まで見終わって、
とーーっても好きなドラマでした。
①ガッキーかわいい
②ガッキーかわいい
③ガッキーかわいい
です。笑
今までなぜこんなにかわいいって言われてるのがわからない女優さんだったんですが、
(国民の皆様ごめんなさい)
掟上今日子の備忘録あたりからガッキーに対する熱高まりすぎで。
私が量産型にしかかわいさを見いだせないかわいそうな女なんで。
今回はふんわりセミロングに持ち前のスタイルの良さでパンツスーツをオシャレに着こなすガッキーを見て惚れました・・・♡
話の概要。
晶(ガッキー)は企業のサイトを作る会社で営業アシスタントとして働くOL。
営業アシスタントとは名ばかりで、辞めた秘書の代わりに社長のお茶くみから出来ない他の社員の代わりに企画の作成、営業、接待までさせられている。
そんな日常に不満を抱きながらも何も出来ないでいる。
プライベートでは長年付き合っている彼氏の京谷(田中圭)がいる。
京谷の家に居候している行き場のない元カノ朱里(黒木華)が一向に出て行かず2回目の家賃の更新が迫っていてもまだ一緒に住めない。
そんなうだつの上がらない毎日の中、京谷と5tapといういきつけの店で恒成呉羽カップル(松田龍平、菊地凛子)の結婚話を聞く。
当人同士の話かと思いきや、彼女は別の人と結婚するという。
後日その男の方である恒成に不躾にその話をするとなんともいえない感触の悪さ。
さらにトイレに行った隙にいつも笑顔でキモイと言われる始末。
二人の出会いは最悪だった。
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まあ、アラサーともなるとガッキーくらい仕事出来て当たり前、周りがポンコツすぎってのも分かりますが(晶の話です)。
目の前のタスクこなすのに精一杯で教育がおろそかになるのもわかる話で・・・。
まーあ、共感しまくり。
くすぶっている自分をどうにかしようと強めの服着たり。
晶も試行錯誤はしているんですよね。
でもどーにもならない。
京谷に対してもハッキリ言えない。
そんな晶を少しずつ変えていったのは、相手が誰だろうと自分を変えない恒成だったと思う。
そんな恒成も過去に関わった粉飾決済をまた頼まれたり、借金まみれで失踪した兄がいたり、問題を抱えている。
呉羽のことだって都合のいい関係だと思ってたけど、
思いの外ちゃんと好きだったり、だからこそ呉羽の結婚を受け入れられなかったり。
偏屈で嫌なヤツだと思いきや、人間味あるじゃないのって。
熱血でイイヤツな京谷とは真逆。
どちらも魅力的ですよね。
京谷も呉羽と火遊びさえしなければ。
呉羽も奔放だけど子宮摘出の過去持ってたり。
みんな、単調に幸せな日々を生きているわけじゃないんだよね。
晶と恒成の過ごす、飾らないありのままの時間がよかった。
憎まれ口もたたくけど、自分を焚きつける言葉や、落ち着く言葉もあり。
お互いにとって必要な存在なのがひしひしと伝わってきた。
京谷は男っぽく晶を守る!って感じだったけど、
恒成は内面から支える感じ。
そんな二人が初めての時間を過ごした後。
恒成らしいといえばらしいけど、
事故、なんて言わないで欲しかったなぁ。
プロセスがいきなりそこからだったし、まだ好きまでの思いではなかったから?
好感はあったとしても負担になりたくなかったりしたのかなぁ。
少なくとも誰でもいいわけじゃないし、
波長が合って、その人といる時間が心地よくて、
その時可愛いって思ったり抱きしめたいって思ったりするわけだよね?
愛おしいって思ったりも。
それでいいんじゃないかなぁ。
恒成にそんな簡単な問題じゃないってハッキリ言えた晶はえらいよ。
他にも呉羽と橘とハッピーな空気だったり。
恒成が恒成な故の呉羽との別れだったり。
キャラクターやエピソードが共感性の高いものだったのが最後まで見ることの出来た理由かなぁ。
バーのマスター、タクラマカン斉藤役の松尾貴史さんもガッキーとのやりとりでウキウキしててかわいかった。
ラーメン屋のあの子は声大きかったけど・・・。
見てよかった、なドラマでした。
イッキ見キツ・・・・・・。