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日常、時々思い出話。

厄年、独身、ニート、糖尿病。。な私の心機一転ブログ。

東京島(ネタバレしてます)

記念日すべき?当ブログ初の映画レビューがこの作品になってしまったことは非常に残念ですが、

そこはおいといて淡々と書いていきます。


東京島


この作品をレビューします。


まず、この作品には原作とそのモデルになった実際の事件があります。

アナタハンの女王事件》

https://ja.m.wikipedia.org/wiki/アナタハンの女王事件

外国の島に漂着した日本人の男たちが一人の女を巡って殺し合った事件ですね。


この映画は、無人島に漂着した紅一点のアラフォー女が支配者の女になったり、後から漂着した適応力の高い中国人の女になったりしながら、

その若い男たちのコミュニティの中でしたたかに生き、島からの脱出を目指すって内容になっています。

わたしの感想は、『三角絞めでつかまえて』ってブログに書いてあるレビューが気持ちそのままなので読んで頂きたい!


違和感があったところ↓

まず一つ目が、脱出に対する執着心が薄いところ。

不定期だけど明らかに島に船が来てるのはわかりきったことなんだから、

もうちょいその辺で脱出方法考えてもいいんじゃないかなと思います。

二つ目は戦時中じゃないんだから女一人ってだけであんなにチヤホヤされるかな?というところ。

まぁ、たしかに吊り橋効果あると思いますよ。

でも保守的で楽観的な日本人だから表面上は助け合う感じで紳士的に振る舞うんじゃないかな、と。

女側から見ると、変なヤツはいくらでもいるので襲われないために特定の人を作るってパターンはあり得るのかもしれない。

不安だから頼りたいと思う気持ちはわからなくない。

正直その方が得する事も多いし。

あくまでわたしの視点ですが女側に男を作るメリットあっても男側があそこまでチヤホヤする理由はそんなにないんじゃない?って思います。

恋愛関係にならなくても単なる女性としてできる仕事の役割分担で大丈夫な気がします。

そんなに性欲の占めるウエイトって大きいんですかね?

さっきの通り吊り橋効果なら分かりますが、その辺理解できなかったです。

貞操観念が昔ほど強くない自由恋愛の今の時代ではこの取り合いって展開はナンセンスだな、と思いました。




人間最初は助け合っていても時間が経つにつれて利己的になっていくか諦めるか分かれると思うんです。

そこで醜い争いが始まりそうなものですよね。

でも、食べ物に困る描写がないところを見るとそこまで切羽つまってないのか、清子の旦那になった男以外はずっといたって平和なんです。

そのあたりが映画的な意味で見せ場の欠落になってると思います。

あと、みんなで協力する展開とか、段々器用なヤツがリーダーになっていくとか役割分担でのリーダーがいるとかなら分かるけど、

唐突に上から目線で指示してくる支配者が現れるって不自然だと思います。

何故か必ず一人だけ。そして二回も!

二回目の支配者は記憶をなくしてはいますが、元々彼らのリーダーだった人みたいなんですけど。

たまたま抽選で清子の旦那になって、そして偶然記憶を取り戻し支配者として覚醒する。

もともとリーダーだからといってこういう状況でもリーダーシップ発揮できるかわからないですよね?

しかも話し合いもなく。

その辺なんか話の展開がリアリティないと思いました。

どうでもいいリアリティはいいんですよ。

ただ心理描写は手を抜いちゃいけないと思うんですね。

人間の感情がちゃんと描かれてないように思いました。

そんな支離滅裂展開の中で言葉の通じない人たち出てきたりするものだから、余計わからなくなったりで消化不良です。


ラストは、木村多江さん演じる清子が二卵性の双子ちゃん(男女)を出産し、

片方の子どもだけと島を脱出することになってしまいます。

その後普通に生活していそうな描写が流れるんですが、

自分だったらもう一人の子どもも気になるし警察にいうよねって思います。


とにかく萌えるシーンもキュンキュンするシーンもサバイバルシーンもないし、

トリッキーな窪塚洋介くんを見れただけの映画でした。


★1.5(甘め)